ビタミンの仲間たち⑬ ~ビタミンK~

こんにちは♪

ビタミンの仲間たちシリーズの大トリはビタミンKさんです。

ビタミンKのなかにも7種類あるんですが、自然界にあるのはK1とK2の2つです。

出産後の赤ちゃんに、ケーツーシロップを飲ませることで知っている方も多いのではないかと思いますが、あれがビタミンK2です!


【主な働き】

●血液を固める・・・ビタミンKの一番の役割です。出血した血液を固める。

●骨にカルシウムをくっつける・・・骨の形成、分解の抑制、質の向上の手助けをしています。

●糖質の代謝にかかわる・・・糖代謝に重要なインシュリンや脂肪燃焼を正常に正常に働くようにします。


【欠乏症・不足すると】

●新生児の出血性の病気・・・ビタミンKの血を固める作用が足りないことが原因とされています。


【多く含む食品】
ビタミンK1は植物の葉で作られ、ビタミンK2は微生物によって作られます。

●納豆、漬物などの発酵食品や、ほうれん草、小松菜などの葉物野菜、そいて海藻類にも多く含まれています。


【注意点】

●血液の薬を飲んでいる方・・・血液をさらさらにする薬を飲んでいる方は、ビタミンKは逆の作用があることから、制限されることがあります。


【ポイント】

●ビタミンK2は腸内細菌からも作り出されるので、腸内環境を良くすることで補充ができます。

●通常、腸内でも作られますし、欠乏症は認められていませんが、血を固めたり骨の健康という重要な役割があります。
なので、あまり注目されることは少ないですが、大事なビタミンです。


これでビタミンの個々のおはなしは終わりです。
どのビタミンも単体で働くものではなく、多くは何か助ける働きがあります。

単純に「これを食べましょう!」、「このビタミンを摂りましょう!」という話に惑わされないように、色々な栄養素を色々な食品から摂るようにしましょう!


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