こんにちは♪
亜鉛には、大きな役割が二つあります!!
男性の生殖機能と、免疫力に大きくかかわるミネラルです。
最近では、ようやく当たり前になってきましたが、不妊の原因は男女それぞれにあります。
(いまだに、女性側ばかりにスポットが当たりがちですが、一人で妊娠するわけではないので冷静に考えたら当然なんですが…)
男性側の大きな原因に精子の量の減少があり、40年前に比べると、平均が半分近くに減っていると言われています。
2つ目に免疫力です。
免疫機能で有名な白血球には亜鉛が多く含まれ、免疫機能の活性と調整を担っています。
【主な働き】
●男性の生殖機能の維持・・・亜鉛が不足すると、精子形成が阻害されたり、精子そのものの異常が増えるなどの研究があります。
●免疫機能の向上、調整・・・亜鉛が多いほどカゼの治りがはやかったり、妊娠中の亜鉛不足は子供の免疫力を下げることなどがわかっています。
●補酵素の成分になる・・・1,000種類以上の酵素に関わっています。
●その他・・・味覚の機能を正常に保つ。新陳代謝を助ける。インスリンの合成。
【欠乏症・不足すると】
●新陳代謝の低下・・・細胞の入れ替わりに関わっているので、成長障害が皮膚炎、アトピーなどの症状が起きやすくなります。
●味覚異常・・・昔は、高齢者が亜鉛不足で味覚が鈍くなることが良く言われていましたが、最近では、20代30代の若い人の中にも、味覚に違和感がある人は増えています。
【多く含む食品】
タンパク質を含む食品に多く含まれる。
●豚レバー、牛の赤身、牡蠣、あさり、大豆製品、ナッツ類など
【注意点】
●加工食品の添加物(リン酸ナトリウム、増粘剤、酸化防止剤、ゲル化剤など)は、亜鉛の吸収を低下させてしまいます。タンパク質が多いからと加工食品ばかりに頼ると、亜鉛不足になります。
●穀物に多いフィチン酸も、亜鉛の吸収率が下がってしましまうので、菜食主義の方は亜鉛不足に注意が必要になります。
【ポイント】
●タンパク質と一緒に摂ることで、吸収率が良くなることが分かっています。
亜鉛の含有量も多いので、動物性食品から摂ることをおすすめしています。
●亜鉛とアトピーの関係も研究されており、皮膚や粘膜の形成に関わっていたり、炎症が強く起きないように働きます。
●しっかりと亜鉛をとっているつもりでも、添加物で台無しになるので、思うような結果が出ていないときには、添加物を気にしてみてください。
今日のはなしが、あなたがより健康になるキッカケになりますように♪
それではまた!(^.^)/~~~
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