こんにちは♪
今日からは、決められた摂取基準の量が少ない『微量ミネラル』です。
そして、1つ目は『鉄』です。
摂取基準が少ないとは言え、働きはとても多く、重要で、主に血液と関わる働きをしています。
まず初めに、不足すると『貧血』を思い浮かべる人は多いと思いますが、ホルモン分泌にも作用しているので、貧血だけでなく様々な症状の原因になっていることが分かっています。
【主な働き】
●全身に酸素を送る・・・ヘモグロビンの成分となって、酸素を運んで、二酸化炭素を回収してきます。
●エネルギーをつくる・・・糖質を使ったエネルギー生産に関わってします。
●酵素の成分・・・体内での消化などを行う酵素の成分になります。
【欠乏症・不足すると】
●貧血・・・一般的すぎてあまりことの重みが感じられませんが、実はかなり重大な状態なんです!
➡鉄が減り、酸素を運ぶ量が減るということなので、全身が酸欠状態!
●めまい、頭痛にはじまり、息切れや動機など運動機能の低下や、食欲不振など生命活動にまで影響してきます。
●最近では、気持ちが塞ぎがち(いわゆる、うつ傾向)になることも分かってきました。
【多く含む食品】
●レバーは有名ですが、動物性食品には多く含まれます。赤身肉、魚介類、カツオ、マグロなど。
●植物性食品では、海藻類や青菜類にも多く含まれます。
【注意点】
●吸収率は低い方ですが、カラダの状態によっても吸収率は変化します。
●ヘム鉄と非ヘム鉄があり、動物性食品はヘム鉄の方が多く、通常は吸収率が高いです。
●非ヘム鉄は、コーヒーや紅茶などと一緒に摂ると吸収率が下がってしまします。
●貧血気味だからと言ってサプリなどで、鉄ばかり取ると、他のミネラルの吸収を邪魔したりと、逆効果になってしまいます。
【ポイント】
●ビタミンCを多く含む食品やタンパク質と一緒に摂ると吸収率があがります。
レバーにレモンをかけたり、レバニラにしたりするのは理にかなっているんですね。
●非ヘム鉄は、気を使う要素が多いので、動物性の食品から摂るのが断然おススメです。
●鉄分は、血液レベルでの酸欠を起こしてしまうので、貧血の多い女性やスポーツを良くする人は、鉄分不足には気を使いましょう!
今日のはなしが、あなたがより健康になるキッカケになりますように♪
それではまた!(^.^)/~~~
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